こんにちは、ナイコです。
1月15日は、月の満ち欠けを基準にした暦、「太陰暦」のお正月です。
元旦を「大正月」とするのに対して、1月15日は「小正月」と呼ばれていて、関西では小正月までが松の内です。
そして、家庭では一年の無病息災を願い、小豆粥(あずきがゆ)を食べる習慣がありますね。
小正月に小豆粥を食べる習慣は平安時代から続くもので、「土佐日記」や「枕草子」にも小正月に小豆粥という記述が残っています。
この小豆粥(あずきがゆ)。
とても体にやさしく、デトックス効果もありますので、一年間の無病息災を願って、ぜひ作ってみてくださいね。
簡単なレシピをご紹介します!
■用意するもの(4人分)
・米 1合(1カップ)
・小豆 50cc(1/4カップ)
・小豆のゆで汁 + 水 合わせて1400cc(7カップ)
・塩(砂糖) 適量
(お好みで、餅 4切れ)
■つくり方
1.米は洗って1時間ほど水に浸して、水気を切っておく。
2.小豆は洗って、たっぷりの水と鍋に入れて一度沸騰させ、お湯を捨てる。
3.もう一度、小豆と水500㏄を鍋に入れて火にかける。沸騰したら弱火にして、小豆が指で押して潰れるくらいまでゆでる。
4、小豆をざるに取り、ゆで汁は捨てずに冷ましておく。
5、鍋に米と小豆を入れ、ゆで汁と水合わせて1400ccを加え、強火で煮る。沸騰したら弱火にしてフタを少しずらし、30分~40分煮る。(途中、2~3回底からかき混ぜる)
6.お好みで塩または砂糖で味を整えて完成です!
※出来上がった小豆粥に、焼いた切り餅を入れて、2分ほど煮ても美味しくいただけます♪
小豆粥は赤飯と同じように、小豆の赤い色が、邪気を払うと言われています。
1月15日は、かつてのお正月の名残で、全国各地でとんど焼き、左義長などの地方ごとの火祭りなど、地域に根差した多くの行事があります。
また、小正月は「女正月」とも言われ、大正月の準備や振る舞いに疲れた女性を休ませる地域もあるそうです。
小豆粥、とても簡単なので、女性をねぎらうために男性が作ってあげるのもいいですね♪